
無理のある計画は立てず、余裕のある計画にする
- 行先は車で1時間30分ぐらいまでの距離だと、負担が少ないのでおすすめです。
- 車椅子の場合、車からの乗り降りは思ったより時間や負担が掛かります。立ち寄る箇所はできるだけ少ないほうが余裕を持って楽しめます。
- 当日の体調不良や天候不良を想定して予備日を設けたり、雨の日を想定したプランも作成しておくと柔軟に対応できます。(体調不良や雨などの天候不良の場合は、延期やキャンセルも可能です)
- 渋滞などによる遅延も考慮しておく必要があります。
- 疲れや車酔いなどを想定して、適度な休憩時間も計算に入れましょう。
- 行先の施設やお店が決まっている場合、出来るだけ予約をしておくと、待ち時間が少なくて済みます。
- 季節を考慮したプランにしましょう。夏冬は可能な限り屋内を中心に楽しめるプラン、春秋は積極的に屋外で楽しめるプランがおすすめです。
- 旅の事例やモデルコースを参考にして、自分だけのプランにカスタマイズしましょう。(旅の事例やモデルコースはこれからどんどん増やしていく予定です)
トイレを常に意識する
- 介護旅行は「トイレとの闘い」と言われています。外出先で適切なタイミングでトイレ休憩を入れることが大切です。
- トイレ休憩は30分~1時間ごとに1回入れるように計画しておくことが推奨されます。
- 行先のバリアフリートイレの場所をあらかじめ把握しておく必要があります。
- バリアフリートイレは数が少なく、結構な時間並ぶ場合があります。
- 観光地に着いたとき、出発するときはトイレの確認をしましょう。
- トイレが間に合わなかった場合の対応も考えておく必要があります。
坂を可能な限り避ける
- 屋外を主とした観光は「坂との闘い」でもあります。坂の傾斜がきついかどうかは地図でわかりづらく、実際に行ってみると坂がきつくてほとんど回れなかったというケースもあります。
- 車椅子の場合、屋外の傾斜のきつい坂は大変危険で、観光地ホームページのバリアフリーマップなどを参考に、車いすの方でも楽しめるコースがあるか確認が必要です。(電動車いす用のコースなどもあるので、通常の車いすでも大丈夫なのか確認が必要)
- 観光地がバリアフリー情報を載せている場合でも、園内は坂が多い場合があるので、事前にその施設に確認をしたほうが無難です。
混雑を避ける
- なるべく平日など、混雑の少ない日を選ぶと安全です。
- 可能な限り、土日祝など道路や施設の混雑が予想される日は避けた方が無難です。
- 食事介助は想像以上に時間が掛かるので、食事の時間は早め、もしくは遅めにすると混雑を避けることが出来ます。
目的地のバリアフリー情報を事前に確認する
- HPで調べるだけでなく、直接電話して車いすの人も楽しめるか確認する必要があります。
- 目的地のバリアフリー情報の事前チェックが必要です。
- エレベータ、スロープの有無、動線など考えておきましょう。
- 車いすで行動できる範囲は思っている以上に限られています。最初に車いす用のコースがあるか係員に確認するなど、どこまで行けるか把握しておくことが必要です。
準備物チェックリスト
- 健康保険証、介護保険証、障害者手帳、お薬手帳など。
- 普段から服用している薬、酔い止めなど。
- 何かあった時のための着替え、予備のパットなど。
- ひざ掛け。車いすに座っていると想像以上に体が冷えますので、季節によっては必須です。(無料でレンタルできます)
- 帽子。熱中症の防止のため、季節によっては必須です。
- 飲み物。すぐに水分を取れるようにご持参ください。
- 食事用のはさみ。店舗によっては刻み食などに対応していないので、一口サイズにカットできるようなはさみ。(介助者も持参しております)
- 医薬品や医療キット。基本的なものは車内に備えてありますが、特別なものがあればご持参ください。
- 車いす用クッション。道中は車いすに座っている時間が長いので、クッションがあると楽です。(無料でレンタルできます)
- 車いす用のレインコート。(無料でレンタルできます)
- カメラ(スマホでも可)。思い出に残る写真をたくさん撮りましょう。(撮影はお気軽にお声がけください)
- せっかくの楽しい日です。お気に入りの服などを着て、おしゃれも楽しみましょう。
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